1329人が本棚に入れています
本棚に追加
「けっこう煽ってくるね……?」
鑑田が華生の胸の先端をちょんとつつくと、華生は「きゃっ!」と鳴いて身体を反らせる。その反応も気に入ったようだ。
「やっぱりココは敏感なんだね、噂には聞いていたけど」
鑑田はあらゆる場所を触ったり舐めたりして、華生の反応を見る。華生の水から揚がった魚のような反応が愉しいらしい。
「う……」
少し疲れてきた華生が、鑑田の身体の首筋に手を這わせる。
「ん?」
華生の様子が変わったことに気付き鑑田が首を傾げた。
柊聖さんの性感帯はどこだろう?
胸、脇、背中とあらゆるところに手を廻してみたが、鑑田は「華生さん、くすぐったい」とくすくす笑うばかりである。
まさか……!
華生は一彬の「触るなよ。素人は加減を知らんから痛いんだ」という言葉を思い出した。
そっと、そーっと。
華生は恐る恐る鑑田の下肢に手を伸ばす。もうそれは平常時のものではなさそうだった。
「あっ!」
鑑田が悲鳴をあげて華生から飛び退く。
「いっ痛かったですか!?」
心配した華生が起き上がると、鑑田は顔を真っ赤にして彼女を睨んだ。
「もー……華生さんは……」
最初のコメントを投稿しよう!