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「けれど…君がいなくなるのは…寂しいや…」
そう言いながら藍人は柔らかな笑顔でシルビアに笑った。
「だから…」
シルビアはゆっくりと藍人を抱きしめると言った。
「仰せのままに…君を寂しくさせないように藍人の隣にいましょう…」
そう言いながらシルビアはしゃがみこみ藍人の手をとって手の甲にキスをした。
「シルビア…」
すると、藍人とシルビアの手が光り紋章のようなものが現れて消えた。
「これで君の隣にいれるよ藍人…」
シルビアは藍人と主従関係を結んだ。
「シルビア…何をしたの?もしかして…」
藍人は慌てながらシルビアの肩を持った。
「気にするな、俺は主従関係を結んだとは思っていない…」
藍人はシルビアの肩に手を置きながら言った。
「どういうこと…?」
すると、藍人のおでこにシルビアのおでこを合わせて言った。
「俺は藍人に隣にいたいからこの契約を結んだだけで、自ら望んで選んだ選択肢であって手段でしかないから主従関係だとは思っていない…あえて言うなら恋人と言おうかな?」
藍人はシルビアにそう言われ顔が赤く染まった。
「こっ!恋…!恋人っ…!」
「顔が赤いんだけど、大丈夫?藍人?」
シルビアにそう言われて藍人は咄嗟に自分の顔を隠すように手で覆った。
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