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“誰にでも” も “私だけ” も 妄想に過ぎないということ わかっているの 本当のあなたは どれだけ探しても あなたしか知らないから 勘違いしないように生きるわ 寂しい思いをするのは私だけで十分 あなたと話せた内容が繰り返し 頭の中を流れ 目にとまる 年中置いてある職場の扇風機 太陽光が強く当たるところだけ変色し 変な色をしている 夏は大活躍するのに 冬は見るだけで寒いと煙たがれ 変な色のくせに堂々と置かれている 嫌いじゃないけれどね 少し邪魔なだけで 頑張った私も サボった私も 黙ってみているわけね あなたはいい子、陰口ひとつ言わないんですもの
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