闇より

あとがき。

　私の自己満足甚だしい小説に最後迄付き合って下さった読者様、有り難う御座います。実は此れ、日本史にて有名なあの仇討ち事件の映画を観て、泣いて滾った結果です、はい。本当に物凄い趣味小説です。漢達の、忠義の復讐劇に涙でした。史実はもう少し冷静でしょうがf(^^;現実とはそんなもん。
　ですが、基本的に血生臭い展開は苦手でして。と、言いますか、そう言う展開にすると話の雰囲気や状況的にメインキャラ一人以上は命を落とさせないとと言う運びになりますので、其れが辛い。内戦的なものを起こす場面は避けました。人数的に無理もありますものねf(^^;)物足りなく、落胆させた読者様には申し訳ありません。私自身生ぬる根性な上、ハッピーエンドが好みなので(^^;)。後、やはり片方が身分的に立場があると、発生する『御世継ぎ問題』(笑)。宮廷ものやら好きだけど、此処の埋め合わせをBLでどうするかと(@_@;)。結局前作『ヒイヅルトコロ。』と似た展開になってしまったのも申し訳ありません。本当に御都合主義な物語となりましたが、御勘弁下さい。
　又、何かでお会い出来れば光栄です。有り難う御座いました。