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「ほんとごめんなさい!俺全然周り見てない時あって、、怪我してないですか?」 「いいですよ、、怪我してないし。ていうかお兄さん、選んでたピックどっか行っちゃったんじゃないですか?」 男はハッとして手の中にピックがないことに気づいた。 「あっ!また探さないと、、あ!ちょっとそのまま!動かないで、、」 男はそーっと忍に近づいてきた。真顔でガン見しながら。 えっなになにこいつ意味わかんない 忍が何されるのかと固まっていると、男はそっと忍の肩に手を触れて、乗っていたピックを取った。 「これこれ!あーよかった。これが硬さも握り加減も最高なんですよ!最高の一枚!」 「あー、、そう、、」 男が1人で喜んでいるのを尻目に忍は床に散らばったピックを拾った。 「あなたの邪魔してごめんなさい!そんなつもりじゃなかったんですけど、、ええと、、弦選んでたんですか?俺、お詫びに弁償、じゃなくて買います!」 言いながらバッと深々頭を下げる男。 忍は苦笑いしながら、そんなのいいですよ、と言った
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