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塞がれた口から空気を取り込もうと緩んだ口元に舌で唇でなぞられたら立っていられなくなってベットに座り込んだ。 「大丈夫?」 「うん…あ、ベット濡れちゃう」 ととっさに立ち上がった。 「別にそこまで気にしなくてもいいよ。おれそこまで潔癖なわけじゃないよ。」 と笑っている。 「そうなの?」 「うん、まぁそうだけど…でもせっかく気にしてくれるんならそう言う事にしようかな。」 「え?」 「脱がせていい?スカート。」 「だってさっき自分で言ってたじゃん」 「え!ちょっと待って」 「それとも自分で?」 期待のこもった顔で見つめられる。 心臓のドキドキという音がうるさい。 「どっちがいい?」 尚も詰められる。 「でんき…消して」 やっとそう呟くと、パチっという音共に部屋の明かりが消えた。
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