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第三章 潜入
そうか、ヌラの作った布は、レベル7相当なのか?
そりゃぁ確かに、気楽に、他人に渡していいものではないな。スキルを固定化した、魔核や武器/防具/道具は、なんとなく、ロロットやヘルズとの話でわかったが、少しだけ自重しようとは思うが、生活が便利になるものだからな。
レベル3やレベル4なら問題は少ないだろう。”高い”と言っても、全く見つからないわけじゃないだろうからな。今の所作る事ができるのが、”俺だけ”が、問題になっているのだろう。
アルベルタからの報告を聞いて、認識のズレがあった事を実感した。
料理も、それほど凝った物は”まだ”作っていない。焼いただけ、煮込んだだけ、素材の味を優先して作らせた。
胡椒が、高いだろう事は予想していたが、蜂蜜も、高いのか?蜂蜜なんて、ビーナを、飼育すれば、勝手に集めてくれるし、必要以上に集めた分をもらう様にすれば、問題も少ないだろう。
スキルなんて便利な物が、ある世界なのだから、なんとかできないのか?
「カイ」
『はい』
「魔核は、常に手に入らないよな?」
『はい』
「魔物は、必ず魔核が有るのだよな?」
『はい』
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