女番長の本音

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朱音は中学一年の時、両親の離婚で荒れてしまい非行に走ってしまった。 元々、少林寺を習っていたことがあり喧嘩は滅法強かったため、中学校の女番長を倒した時点で朱音は地区で最強の女番長になったが… IQ力が高く学力も学年トップを誇るほど秀才だったため、先生たちも褒めるしかなく懲らしめるものは誰一人いなかった… 他校の非行グループと喧嘩して警察沙汰になっても、朱音だけは軽い措置だけで済んでいた… そんな先生たちに朱音の非行は益々、エスカレートして行き教育委員会にも問題視され… 朱音を受け入れてくれる高校は一校もなかった… 「平田くん、もうケンカはやめてくれ!俺は平田くんのこと、心配してるんだ!少しだけでもいいから、真面目になってくれ!」 自分の将来を心配してくれる中学校の先生の涙を見た朱音は少し真面目になったが… 晴れて高校生になった朱音だったが、恨みを持つ不良グループがケンカを売ってきたため朱音は再び非行に走ってしまう…
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