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目が覚めると、私は布団の中にいてね。
訳もわからずに立ち上がってみたの。
そしたら、目の前にバッと女の子が現れて……
可愛いのよ! またその子が!
お人形さんみたいに丸々くりんとしててさ!
こっちが右手を上げたら左手を上げて、頬を掻いたら頬を掻いて、にたぁっと笑ったら、にたぁって笑ってくるわけさ?
それで、私気付いちゃったの。
これ、私なんじゃないかって。
たぶん、ずっとずっと子どものときの自分自身じゃないかって。
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