0人が本棚に入れています
本棚に追加
「僕と付き合ったください!」
男は心臓をバクバクとならし自身の思いを彼女にぶつけた。
「ごめんなさい。タイプじゃありません。好きじゃありません。本当にごめんなさい。」
普通だったらごめんなさいの一言で終わらしてくれればいいのにと思うシチュエーションでも彼女は容赦なかった。
男はひたすら泣き悔やみその後にはすでに発狂していた落ちというのが現状だった。駅前のコンビニで酒を何本か買い、帰りにアダルトビデオショップで
夜の友を探し家に帰った。
それはベットでよこになり夜の放水を使用と思った瞬間の出来事。ピンポーンという音が部屋に鳴り響き男はすぐに玄関の扉をあけた。
「はい」
扉を開け目の前にいたのは少し薄ぐらい紫色のハットにスーツ、よくマジシャンとかが着るようなスタイルで白と黒が半分ずつにわかれてニヤリという感じが印象が特徴の仮面を被った男がいた。
「どうも!どうも!こんにはじゃなくてこんばんは!いやー向こうの世界からピンポイントできたものだから夜のことをすっかりわすれちゃってー。まぁそんなことはどうでもいんだけどー。」
なんだこいつ。しかもこんな真夜中に大きな声で近所迷惑にもほどがあるでしょ。心の中はこんな感じ。
「そうだよねーこんな夜中に大きな声を出して迷惑だよねー。あーそうそう僕の名前はレクト。よろしく!」
え、なに口に出してないのに、男は動揺した。
「まぁー時間もあまりないので単刀直入にいうけど
君にうちの世界の姫を救って欲しいんだ。」
「は?。」 エピソード1おわり
最初のコメントを投稿しよう!