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「……大体これで終わりかな?とりあえず大怪我で済まそうとは思ったけど……」
「そ、そうだね……。何人か死んじゃったね……」
「そうね……ん、陽月?」
「ちょっと疲れちゃったわぁ」
「……おい大人。立ってる子供2人を差し置いて壁に寄りかかるな」
「ひ、陽月お兄ちゃん、お姉ちゃんが走ってった後守ってくれてたもん……」
「いや、それはわかるけど……はぁ。」
「もう歩けないでしゅ……おうち帰りたいでしゅ……」
「おい大人ァ!」
「陽月お兄ちゃん……」
「ばぶー」
「しょうがない……持って帰りましょ」
「ひ、引きずっちゃかわいそうだよ……?」
「わかってるわよ。持ち上げて帰るわ。よい…しょ!」
「きゃっきゃっ!」
「はしゃぐなおっさん!!!!」
「今の陽月お兄ちゃんには、聞こえないと思う……」
「言いたくなる気持ちも汲みなさい!」
「ひぅ……」
「ばぶばぶ」
「……さっさと帰ってお風呂にしましょ。」
「うん……」
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