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「星香...」
『ん...？』
「ずっと...一緒にいような...」
レンは私の手を強く握りながら
そう言った
『うん
ずっと一緒にいるよ...』
私もレンの手を強く握り返した
レンは私の背中に寄り添い...
私達は初めてその日一緒になった
幸せでした
初めての経験
レンの腕の中に
自分がいる...
人を好きになるって
こんなに幸せな事なんだね
こんな気持ち...初めてレンに教えてもらった
私一生忘れない
この日のこと
あなたは今でも知らないよね...
レンが初めてだったこと
私...
恥ずかしくて
あなたに言えなかった
レンはずっと前から既に私が違う誰かと...
って思ってたことを後から知った...
ショックだった
それを知った時
ショックだった
あの日は何だったんだろう...
そう思った
でもこの瞬間
レンが私を本気で愛してくれたことに
変わりはないから
だから...
だから今は
私を本気で愛してくれて
ありがとう
そう言いたい...
レン...
大好きだよ
幸せな時間を
ありがとう...
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