最終章

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「は?」 「ハヤト様を待っておられる方がいらっしゃるんですよね。元の世界に早く戻って差し上げてください。僕はなんとか生きていけると思いますから」 「てめぇ、マジ舐めてんのか」  やっとハヤト様のエクスカリバーが体内から抜かれ、着衣したのち椅子に座って話していたというのに、僕は何を間違えたのだろう。  またあの絶倫エ(ryが僕の性感帯を舐めるように抉って来ていた。   「恋人がいて他の奴抱けるとおもうか? あ?」 「そん、なっ、ああ、あぁん、ん、あっ」 「素直に戻って欲しくないって言えよ?」 「いや、でも、あ、あああ、でもっ、う、」 「好きなんだろ?」 「すきぃ、あん、しゅきっ、ひあぁっ――んぅ!」  上の口の中でも下の口の中でもハヤト様が大暴れ。僕には為す術がなかった。  レベル500超えの勇者とレベル1の一般市民がセックスすると圧倒的な力の差で抵抗もできずに、軽々と持ち上げられ、深々と突き上げられ、滾々と揺さぶられるのである。   「おまえが殺られたとき、どんな思いだったか分かるか?」 「一月もおまえが起きるの待ってた俺の気持ちはどうなる?」 「あれだけ世話しといて、魔王を倒せばもう俺はどうでもいいのか?」     
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