第78歩目 はじめての決着!妖狐と二人っきり⑨

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いや、無茶苦茶な内容ではあっても、不可能なことは提案してこない気がする。 .....と言うことは、何かあるってことか・・・。 改めて公園の回りを見渡す。 ベンチと街灯を除くとあるのは花畑のみ。大木なんてものは当然無い。 .....やはり何もないな。アテナは何を使えと? 困惑しながらも再度ぐるりと見渡す。 常識を捨て、非常識なアテナの考えに頭を寄せていく。 ・・・。 そしてあるものがふと視界に映り、ふとある考えが思い浮かんだ。 .....え?まさかこれのことか?確かにこれならできるが・・・いいのか? 俺は悩むが、あるアテナの言葉を思い出した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ひきょうってのは相手のことだよー?私達が使ってもひきょうにならないよー(。´・ω・)?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そうこの世界では俺以外の人が弱点を突くことは卑怯者扱いにされるらしい。 この世界の住人は基本的に弱点を突くという考えはしないようだ。まともに生きていれば。 しかしそこはアテナ。アテナがお願いすれば、誰もがアテナの言うことを容認してしまう。     
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