分かった所で、僕には
6/8
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
遠退く背中が煌めく。 夜空を駆ける星のような光は、僕の瞳を奪って返してくれない。 『長谷川君』 『無理しちゃ駄目だよ』 『月曜日に』 『待ってるから』 彼女の口にした言葉がリフレインする。 響きを忘れないようにと、しつこく体を駆け巡る。 ああ、やっぱり。 掴んだ紺色のシャツに、五本の皺が刻まれる。 先生、これは風邪のせいじゃない。
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
38(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!