第3章 食材奪還大作戦B

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第3章 食材奪還大作戦B

 ふぅ…… よし! これで完了っと!  さっ戻るかな。 「終わったよー! 上に戻るから手伝ってー」 「はーい」  縄を腰に巻き付けてさらに念のために命綱をつけて、城壁の途中で修理作業を終えた俺は上に声をかける。  城壁の上から顔を出して元気に返事をしたのは銀色の髪の眼鏡をかけた赤い瞳のかわいらしいエルフの女性である。  彼女が俺の相棒のノエルだ。    ノエルは城壁のへりに足をかけて縄を持つとゆっくりと引っ張りあげる。  制服姿でミニスカートの太ももがまぶしい! おっ! これは、ちょうど下から縄をひっぱるのを覗き込める。  良いな。    もうちょい右! おっと! 行き過ぎた! もうちょい角度を…… 首や体の角度を微妙にばれないように調整して! よし! 白と薄緑のシマシマだ!  思わず拳をグッと握りめ自然とほほが緩む。  あっ! うわぁ! ごめんよ!     視線を感じたのか俺の態度で気づかれたのか、スカートを片手で押さえて怒った顔で縄を左右に振るノエル。  うわぁぁ! やめてー! 危ないから! ごめん!  あっ! まずい! 縄が壁にすれてそんなにしたら切れちゃうから!  ちょっと! やっやめてーーー!       
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