第2章 下水道に潜むかわいい勇者

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第2章 下水道に潜むかわいい勇者

 ふぅ……  今日はいろいろあったな。  騎士団の入団試験はダメだったけど、俺は防衛隊に入ってこれから実績を残して騎士団から声をかけてもらって騎士になるんだ!    さぁ! これから一生懸命頑張っていこう。  でも…・…  今の状況は絶対におかしいと思うんだ。 「ノエルはなんで俺の部屋にいるの? しかも俺のベッドで寝てるの?」 「えっ? せっかくリックが来たんですよ? 一緒に寝ましょうよ!」 「いやいや! 俺が来たから一緒っておかしいでしょ?!」  歓迎会がお開きとなり王都で家を確保してなかった俺は隊長に言われて、ノエルが住んでいる第四防衛隊が寮として借りている家に彼女と帰った。  家は詰め所から少し離れた、地区の外れの平屋の一軒家で部屋は全部で四つあるらしい。  玄関を入ってすぐ横にお風呂とトイレがあり。玄関から上がって廊下の先に大きめの広間と併設されているキッチンがある。  広間には大きいテーブルと椅子が置かれていた。各部屋へには広間に扉がありつながっている。  ノエルに部屋の一つに案内してもらって自由に使っていいと言われた。  部屋は棚と小さなベッドがあるだけの狭い部屋だ。田舎で使っていた俺の部屋よりも狭い。     
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