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重たい体を引きずって たどり着いた、駅。 ホームを後にして ため息をつきながら 階段を降りる。 いつもと同じはずだったんだ なのに……。 そこに立ち尽くして 過ぎ行く電車が 金網の隙間から見える。 霧雨まで降りだして 哀しい気持ちに更に拍車がかかる。 何でだよ……。 声にならない声で そこをうろうろと 視線をさまよわせる。 やはりない。 ないんだ。
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