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本編の主人公である師匠(新ユニット獣族)と既存ユニットであるエルファラ(獣族)、ゼルカラ(獣族)、ヴァイド(機族)の物語。
テーマは「仇」
前編 (エルファラ視点)
弟子であるエルファラとゼルカラは、神族と魔族の大戦に神族側として志願し、師匠の元を旅立つ。
エルファラとゼルカラは良いコンビで次々と成果をあげる。
魔族側に兵器を流している機族の工場を破壊するという任務での出来事。
任務中にゼルカラは負傷し死亡してしまう。
怒ったエルファラは、その仇を取る。
数ヶ月後、エルファラは戦場でヴァイドと出会う。
ヴァイドから、実はあの工場は兵器とは無関係であり、仇を取った相手はヴァイドにとって親のような存在だったと知らされる。
ヴァイドは怒りから暴走し、エルファラは手傷を負うも何とかその場から逃走する。
思い悩むエルファラの元に師匠が訪れる。
師匠はエルファラを諭し、共に暴走するヴァイドを止めるために戦う。
見事ヴァイドの暴走を止めエルファラは完全に立ち直る。
そこにゼルカラが生きているという情報が入る。
後編 (ゼルカラ視点)
任務中に負傷したゼルカラは、何とか一命を取り留めていた。
ゼルカラを救ったのは、とある神族国の高官だった。
ゼルカラは命の恩人である神族の高官に忠誠を誓う。
ある時、魔族の大群に攻め込まれ、主は処刑されてしまう。
主から死ぬ間際に娘の事を頼まれたゼルカラは自身の無力さを嘆いた。
娘を守る力を得るために魔導師に力を乞う。
憎しみのままに人を殺めることを禁忌とし、力を授かる。
しかし、主の仇を目の前にし、禁忌を破ってしまう。
ゼルカラは心を闇に蝕まれ狂戦士へと堕ちてしまう。
そこに、師匠とエルファラが駆けつける。
二人はゼルカラの暴走を止め、正気に戻す。
後日談 (師匠視点)
その昔、獣族の部族抗争があった際、師匠は家族を殺される。
仇討ちを果たしたが、そこには赤子がいた。
師匠はそれを引き取り育てる。
その赤子が後のエルファラとゼルカラである。
師匠は、自分は親の仇だと二人に告げる。
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