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「おっし、じゃ行くぞ、俺がこっから狙撃して惹きつけるから、ロットは後ろから弱点の方、攻撃頼むな。で、どうにかアイツを怯ませるからよ、その隙にマッドは鱗なり棘なりを剣で剥いで、換金部位の採集だけでも頼むわ」
「任せて下さいよ」
「で、先輩が鱗を削って剥き出しになった肉に、僕が魔法を打ち込んでいく、って言う流れですかね」
「おぉ、ソレでいこう」
「本題の前に、サクッと片付けますか」
シビアな現実に直面しながらも、勇ましい者たちは怯むことなく歩を進めていく。
そして3人の勇者は無事にイレギュラーな首長竜も、元々討伐予定だった魔物2体も何とか到達。披露困憊で事務所に戻った後、管理部長にコッテリと絞られることとなるのだった。
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