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1年生
日本の小学校にみんなより少し遅れて入った僕は言葉の壁に出会った
最初はみんなの言っていること、書いている文字等が雑音や絵にしか聴こえなくて同じくらいの時期に入った僕の親の母国語を話す少年や日本語を学ぶために学校に派遣された先生としか話をしていなかったと思う
別に誰とも話が通じないから寂しいなどの気持ちはなく、いつか自分のためになるかもしれないな、としか考えていない自分がいたな
最初の1年はただ日本語を覚えることだけに費やして過ごした
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