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「……ふふっ、なによ。クリスマスのお誘いどころか、告白するなんて。やればできるんじゃない」 屋上の扉の天音たちとは反対側に木暮はいた。 「私は、好きな人が一番幸せになる人生を送ってほしい。だからこれで良かったの……これも好きの一つの形」 木暮は目に涙を浮かべながら、そっとその場を去って行った。
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