1日目 日記編

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将のやつ、モテないクセにキザなこと書きやがって! まったく!私を赤面させた罰に明日の日記1日休んでやる!このセクハラオヤジ!...とは違うか。 ま、いーや返事来るだけまだましだわ。 これからは噂が立たないようにひっそりしておかないと。 あ~~でもすでに広がってる可能性もあるなぁ。 しょうがない。万が一の場合は付き合ってるって言うか。 その後私は、将の日記の下に「名前呼びやめろ」と書いた。 いきなり得体のしれないやつに呼ばれたくないし、気持ち悪い。いくら「さん」付けでも嫌! 「姉ちゃん何してんの?」 「真広!部屋に入るならノックぐらいしてよ!」   紹介してなかったね。コイツは弟の真広。 顔もうち(お母さん)の家系に似たからわりとイケメン。 って余計な話しちゃったね。ごめんなさ~い。 「だって寂しいんだも~ん。」 ぎゅう~~っ! 「真広!アンタもう小1なんだからもーちょっと強くなりなさい!」 「だって~」 「だってじゃない!このシスコン!」 「はーい。」 しゅんとなって真広は部屋から出ていった。 「香音!真広!もう晩ごはん出来てるわよ~!」 「はーい!了解(ゆき)ちゃん!」 「ままわかった~!」 「香音!いい加減お母さんと呼びなさい!」 「へいへい。」     
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