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中側からの刺激に起立は先走りをだらだらと垂らして、もう限界だった。
羞恥心よりも、少しでも気持ち良くなりたいという方が勝って自分の手をそこに伸ばした。
「はい、ダメー。」
俺の行動を予測していたのだろう。三崎が中に入れていた手を引き抜いて、俺の手を遮った。
そのまま万歳のポーズでベッドに括り付ける様にされた。
「何?オナニーショウでも見せてくれるのか?」
低い、腰にくる声で言われ、思わず戦慄く。
「は!?何言ってるんだアンタ。」
オナニーって、そりゃあ一人の時にはするけど、今のはそういう事じゃないだろ。
「一人でしたいなら、見ててやるからすれば?」
俺をベッドに縫いとめていた手を放して三崎は行った。
無理だ、こんな見られてするなんて無理に決まってる。
「無理。」
ジワリと良く分からない涙が目に溢れた。
「じゃあ、自分でやろうとしないで、俺の下で感じてろ。」
そう言うと、また後ろをほぐしている。
今度は先程よりも圧迫感が大きいのでたぶん三本。
それをバラバラに動かされると堪らなかった。
「んっ、んっ、ぅんっー。」
我慢しきれなかった声が口から洩れる。
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
ぐちゅぐちゅと音を立てているのも欲情しきった三崎の目も、全部興奮した。
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