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三崎君のお楽しみその後
漸く、三崎の家についた。
相変わらず、三崎の家には人の気配がしない。
靴を脱ぐが、いつもみたいにそろえることもできない。
もう、色々とげんかいだったのだ。
三崎が靴を脱いだのを視線の端で確認すると、そのまま制服の肩の部分を引っ張って奴の部屋へ向かう。
もう、何度も通った部屋だ。場所は分かっている。
三崎を引きずってベッドに放り投げる様にして上からのしかかった。
触れた唇は俺よりずっとぬるくて、それが無性にムカついた。
舐めるみたいに唇を合わせて、それから、三崎の口の中に唇をねじ込んだ。
ほぼ同じタイミングで、三崎が膝を立てて太ももで起立をぐりぐりとされて、思わず崩れ落ちる。
「完勃ちじゃねーか。やーらしー。」
あれだけ、ローターで遊び抜いておいて何を言ってるんだ。
というか、発言がおっさん臭いのに言い返す事もできない。
そのまま、ぐっ、ぐっと刺激されると目の前がチカチカした。
中にはまだ異物が入ったままなのだ。
「ふ、ざけんな……。早くとれよ、糞がっ……。」
俺の言葉に応えてなのかは知らないが、三崎は手慣れた手つきでベルトを緩め、スラックスを脱がせた。
下着をつけたままの下肢を凝視されて、いたたまれなくなる。
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