三崎君のお楽しみその後

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そこは、先程出したものでぐちゃぐちゃで良くスラックスまで汚れなかったという位に色が変わっていた。 「にちゃにちゃだな。」 嘲笑う様に言われて、顔に朱が注がれるのが分かるが顔をそむけるので精一杯だ。 下着を脱がされると中から、完全に立ち上がったものが出てくる。 それをニ、三度ゴシゴシとこすられるとそれだけで、甘ったるい声が出てしまう。 セックスをする度に思うが、俺は自分自身からもれるこの声が苦手だった。 男がもらす声じゃない。 なのに、三崎は気を良くしたみたいで、ニヤリと笑ってそれから俺の頭を掴んで、口付けをした。 それもめちゃくちゃ深いやつを。 漸く離れていったときには頭がボーっとしていて、三崎がズボンを下ろしたこともわかって無かったし、「しゃぶれよ。」という言葉にも何も考えないで頷いていた。 ◆ しまったと思ったときにはもう遅く、半ば無理矢理起き上がらされて、そのまま怒張を喉の奥にまで突き入れられた。 下半身だけ真っ裸な滑稽な姿で、生理的な吐き気と闘いながら舌を押し当てる。 喉奥に突きたてられるたびに、くぐもった声がもれるし、吐き気による涙が止まらない。 視線だけ上にあげてみた三崎は愉悦に満ちた表情をしていて、ああ、こいつも悪趣味だななんて思った。     
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