第1話 私が勇者として選ばれたのは大変光栄なことですが

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大臣 「国王様……国王様……!しっかりしてください……!!」 国王 「はっ……い、いやいや、すまなかった。歳をとってしまったせいか、ボケることが多くなってな」 ツルギ 「そう言うことでしたら国王様!野菜や果物などでビタミンCやビタミンE、更に魚を食べることでDHA等を摂取することをオススメ致します!!」 国王 「ねぇキミ本当に勇者?実は医者とか栄養士の方だったりする?と言うかズバズバ来るねキミ」 ツルギ 「はっ……申し訳ありません!赤ワインでも物忘れを防ぐのには良いと言われています!!」 国王 「ねぇキミ本当に勇者!?気遣ってくれるのは嬉しいけど初対面でそんなズバズバ来るの逆に失礼じゃない!?」 大臣 「(後で料理長に注文しておこう)……国王様、キャラが変わっておりますぞ」 国王 「う……す、すまない。少しばかり疲れが溜まっているのかも…………やべ」 ツルギ 「疲れているのですかそれはいけません!!疲労にはこれまたビタミンCやビタミンEを摂取して頂いて更に豚肉から取れるビタミンB1は欠かせないので」 国王 「分かった!分かったから!!そこまでにして頼むから!!話進まないから!!こちとら聞きたいこと山ほどあるからこれ以上増やさないでホント!!!」 大臣 「(もう勇者とか良いからウチの栄養士として働いてくれないかな)」
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