地方政治確立対策協議会 第3回

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「(直島町議会議長 木内)あのう、ちょっと、いいですか」 「(議長 阿達)ん?あ、はい、どうぞ。木内先生」 「(直島町議会議長 木内)はい。え~これは高松市のお話なので市議の宮路先生のところなんですが、私も香川県、と言っても町議ですが、同じ県なので、発言させていただきます」 「(直島町議会議長 木内)戦災は、香川県では特に高松市がひどかったと聞いています。1945年の7月になってすぐのようでした。写真を見る限りでは、ほぼ、壊滅状態でした。戦時下の居住者の生活も、戦争協力が必須であったようです。違反には罰則もあったと聞いています」 「(直島町議会議長 木内)私が、私の支援者の方々から聞いたのは「自分たちも過去に戦災のことは聞いている。信じられない状況であったことも。でも、自分たちでは、どうしようもない。嫌な気分になるだけ。思い出したくもない」と言うことを、これは少数なものですが、ありました。なので、先程、阿達議長がおっしゃられた「七夕みたい」というものとは、異なると思います」 「(直島町議会議長 木内)ちょっと勝手すぎるかもしれません、比嘉先生がおっしゃられるように、きちんとすべきだとも思います。ただ、やはり、放っておいてほしいという、まぁ、繰り返しになりますが、少数意見ですが、これもかなり切実な印象を受けましたので、あのう、発言してみました」 「(議長 阿達)どうですか、比嘉さん」 「(沖縄及び北方対策 比嘉)まぁ・・・。そういう方々もいらっしゃるでしょうね」 「(直島町議会議長 木内)はい。その、先程、阿達先生の、その「七夕」のご意見、似たようなものも私の支援者の方々からも拝聴します、ただ、もともと、私の選挙区にずっと住んでいらっしゃった方々からは、そういう意見は、あまり聞かないようですね、「七夕」のような意見は、転居回数が比較的多めのようですね、まぁ、現代では、転居しない方が珍しいですけど。先程の「放っておいてほしい」という方々は、当然ながら戦前から住んでいらっしゃるようです。だから、どうしても少数意見になってしまうようですね」 「(議長 阿達)んー、なるほど、戦災を受けたからと言って、補償をしてほしいというわけではない、まぁ、時期が全く異なりますからね。今更、何を言っているんだ、というお叱りのご意見、ということですね」
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