地方政治確立対策協議会 第3回

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「(議長 阿達)んー・・・。まぁ、344回臨時会での、テーマが精神的戦後補償」 「(議長 阿達)それが、実際に必要なのは、先程、直島町の木内先生がおっしゃられた、言わば継承戦災者の方々です」 「(議長 阿達)ただ、そういった方々にとっては「何を今更」と捉えられてしまうようで。放っておいてくれっていう印象のようですね」 「(議長 阿達)そうであるならば、政府としては、どうしたものかと」 「(議長 阿達)その、継承戦災者の方々にとってみれば、今回のこの会議での「精神的な支えとなる戦後補償」「戦没者等慰霊追悼顕彰施設整備」「法定受託事務としての精神的戦後補償」の3案はいずれも不要ということになってしまいますね。余計なお世話といったところでしょうか、国会の話のネタに使わないでほしい、という感じですね」 「(議長代行 長坂)んー・・・」 「(議長代行 長坂)では、どのようになりますか」 「(議長 阿達)今回、事の発端は「スピードスター」の所管と開発費が344回臨時会で討議されたことです。防衛省所管で単年度予算1兆4千5百億円、これでは国民が納得いかない、では、ということで、総理からのご提案で、この会議がもたれました。皆さんもご周知だと思います」 「(議長 阿達)その納得いかせる方法として、先程来の「継承戦災者」の方々が、あまり、良い言い方ではないですが「ターゲット」になりました」 「(副総理 薗浦)「ターゲット」ではなく「代表者」の方が適切ですね」 「(議長 阿達)はい」 「(副総理 薗浦)ちょっと阿達君のまとめたものを、取ってしまうような感じになってしまいますが、私からも発言させていただきます」 「(副総理 薗浦)まぁ、代表者を替えるとか、テーマ、戦後補償を替えるとか。なんか、そう言ったものの検討も必要な見通しですよね、現状からすると」 「(副総理 薗浦)なので、次の臨時会で、そんな感じにしますか?」 「(議長代行 長坂)会議した結果、の中間報告っていうイメージですか?」 「(総理 内藤)んー、まぁ、保護しようとしている方々に我々の、政府の気持ちが、あまり、ご理解を得ないのでは、やっても無意味だからね」
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