シンデレラヒールの透色和音

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ちなみに、布仏 虚(うつほ)さんというお姉さんが副会長 「私はね~いると仕事が増えるからね~。邪魔にならないようにしてるのだよ~」 楯無さん人選ミスってないか?俺はのほほんさんの隣に座ってトレーを置く。今日のメニューは茄子と豆腐のみぞれ煮とほうれん草のお浸し、味噌汁と五穀米だ。 のほほんさんは、お茶漬けだった。シンプルだが、鮭の切り身がどーんとてっぺんに乗せている。 「なんか、豪快だな?」 「えへへ、お茶漬けは番茶派?緑茶派?思いきって紅茶派?私はウーロン茶派~」 箸でグリグリと鮭の切り身を砕いてウーロン茶を注いでいる。なんか混沌としているが……………… 「なんとこれに~」 「ん?なにか入れるのか?醤油?」 「卵をいれます」 かぱっ。まじか、入れやがった。 「グリグリグリグリ」 幸せそうに混ぜているが、専用機持ちはおぞましいものを見ているようだぞ。 座る席間違った感が否めない。それをいい音ですすっていく。
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