14人が本棚に入れています
本棚に追加
/389ページ
くそ、どうにかこの生き地獄を回避しないことには、淡い劣情を抱いてしまう。ってか、男子二人に、教師一人ならどっちかあぶれるんじゃね?
ここで、記録係を願い出れば
「私はホラ、このカーテンの奥にいますから、二人は測定係ですし、二人が数字だけ言ってもらえば大丈夫です」
「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁ」
「いや、俺たち二人から同時に言われても迷うかもしれないですし、厳密な測定なら危ういかもしれないじゃないですか?俺が先生のかわr.......」
「なにを騒いでいるんだ。貴様たちは」
「その声、千冬ね......ぐえ!」
「いや、千冬さ.........あだ!」
「織斑先生だ」
頭上からチョップが入ってきた。
「貴様たちは任された仕事も満足にできんのか」
「いや、これは明らかに違う!はめられたんだ!」
一夏が珍しく千冬さんに反抗している。そんなにいや、ではないんだが、理不尽なことにたいしてだ
「なさけない........これが男のセリフか」
「「ぐっ.......」」
言い方がズルすぎる。
「『やってやるぜ!』くらいどうして言えん」
なんでそんな挑発的な言い........方
「まて、一夏っ」
「やってやるぜぇぇぇぇ」
最初のコメントを投稿しよう!