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食べられるジェルだったので、わたしは文字どおり伯父さまに賞味されたのです。激しく揉まれて、しゃぶり尽くされるという感じで、わたしの乳房はふだんよりも膨らんだように思えました。じっさいに、興奮すると女性の乳房は膨らむのだそうです。
乳首のほうは、もう深刻なほどプックリと膨らんでいます。硬く膨らみすぎて痛いほどなのです。わたしは思わず、伯父さまの指を払っていました。
「素晴らしい身体だよ、由梨」
「伯父さまも、素敵です」
伯父さまの指が、わたしの最も女らしい部分に進んできました。巧みな指使いでわたしのクリトリスを探りあて、やさしく愛撫してくれます。わたしは思わず腰を動かし、伯父さまの指でもっと感じさせて欲しいと思ったものです。
じつは男性経験はないものの、わたしはオナニーをするほうなのです。それもごく自然に、明け方の夢のつづきで乳首を刺激し、指先をクリトリスの包皮のなかを潜らせ、あるいは膣内に一本、二本と指を入れては身悶え、最後はキューッと太ももを締めるだけでイケます。わたしが異性の友達をあまり作ってこなかったのは、オナニーの癖が災いしていたのかもしれません。
ジェルを使った愛撫だけで、わたしたちは浴室を出ました。やっぱりベッドの上で、しっかりと愛し合いたい。ゆっくりと時間をかけて愛されたい。それは伯父さまも同じだったようです。
「はじめてなんです」
わたしがそう言うと、伯父さまの表情が一瞬だけ曇りました。由梨はまじめなふりをして、陰でこっそり女としての体験を積んでいるものと、伯父さまは思い込んでいたようです。姪の処女を奪うという、親族として許されざるタブーを前に、たじろいだように見えました。
でももう、ためらう余裕があるはずもないのです。
伯父さまはキスをしながら、ふたたびわたしの股間をさぐってきました。わたしのヌメリを確かめたのかもしれません。さらに指を奥まで進めてきました。
「痛くはない?」
「ちっとも」
そのままベッドにわたしを横たえ、片脚を大きく持ち上げてきました。
「恥ずかしい。イヤッ」
気持ちはその逆でした。もっとエッチなことをして欲しい、恥ずかしくて泣き出したくなるほど、わたしの身体をメチャメチャにして欲しい。
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