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冥途カフェにいたオタクたちで組織された即席の≪安東要親衛隊≫であるが、徐々にどこからか仲間が集まってきて100人ぐらいの集団に膨れ上がってきていた。
東京ビッグサイトのネット映像を観たオタク達が晴明の≪妄想式超光速7Dプリンター≫などによって兵士と化して集結しつつあるようだ。
どういう陰陽術を使っているのか不明だが、グレーゾーンというか、かなりいかがわしい術にちがいない。
上空から次々飛来する小さな虫のような≪ドローン爆弾≫だったが、≪安東要親衛隊≫は予想外に善戦して攻撃を防ぎつつあった。
強化アルミ合金製の身体をカバーできる長方形の盾でお互いを防御しながら、まるで銀色の亀の甲羅のような防御陣を展開していた。
時折、淡い金色の光を放つ五芒星が盾の上に現れては不思議なバリアのように作用してるようだった。
(晴明さま、あの金色の五芒星は何なんですか?)
(あれは彼らの首にかけている勾玉のネックレスから放射される陰陽術の護符じゃ。特殊な強化アルミ合金製とはいえ、あれだけでは≪ドローン爆弾≫は防ぎ切れん。保険じゃよ)
(なるほど)
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