秘密のマーリン・ゲート『焔の円卓編』

登場人物紹介Ⅱ

・大魔術師マーリン
……ブリタニアの王を導く老魔術師で、貴月を騎士の世界へと召喚した張本人。懸命に生きる貴月を相棒と認め、魔女討伐後の再会を約束する。妖精族の生まれらしいが、詳しい過去は謎。

・アーサー王
……前王ウーゼル・ペンドラゴンの子。自らの正体を知らず、騎士エクターの息子として育てられた。聖剣を引き抜き、騎士達を束ねる王となる。

・妖精ニムエ
……妖精の国(アヴァロン)への扉を守護する美しい妖精。人間を嫌っていたが、貴月と関わったことで考えを改める。魔女との戦いに備える為、マーリンに弟子入りし、貴月には愛馬グリンゴレットを贈った。

・小人(ドワーフ)クラッグ
……ニムエを慕う幼いドワーフ。非常に頑丈。手作りの首飾りを貴月にプレゼントした。

・妖精王ティターニア
……自他共に認める、無敵の妖精王。関西弁訛りのお喋り好きで、倉石すももと瓜二つ。ドワーフを凌ぐ鍛冶の技術を持ち、聖剣を製作した人物。

・魔女モルガン・ル・フェイ
……王を憎む狡猾な魔女。人間界(ブリタニア)と妖精の国(アヴァロン)の両世界の王に謀略を仕掛けた。その正体は、死亡したと思われていたアーサー王の異父姉。