魔王やってます

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魔王やってます

私の名前はヴァルド、訳あって魔王やってます。 正直私には荷がおもいんじゃないかとおもっています。 きっと学生時代の友人に会って、「今魔王やってる」なんていったら笑い者にされるのが想像できます。 しかし今日はそんな事も言ってられません なぜなら コンコンコン、と魔王のいる部屋のドアがノックされる ヴァルド「入っていい」 「失礼します」と入ってくるのはエスカード君 エスカード君はまだ若いが、実力がある立派な兵士だ ヴァルド「此度の戦、大義であった」 エスカード「ありがとうござます」 ヴァルド「敵撃破数、大将の首を取った手柄、実に見事。そこで何か褒美をと思ったのだがな、、」 真剣な眼差しでヴァルドを見るエスカード 一呼吸を置いて生唾を飲むヴァルド ヴァルド「ごめん、幹部入りの話先送りになっちゃった、、」 エスカード「ええぇ、、、」 ヴァルド「いや、ほんとにごめん。次功績を上げたら幹部入りしてあげるって言ったから頑張ったんだよね」 エスカード「ん、、、まぁ、、、そうですけど」
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