始まり

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うつ伏せにシーツに腕をつき その白い肌をくねらせると汗が ポタリポタリと滴り落ちる。 背中を舐めながら指を三本に増やし ぐじゅぐじゅと中を擦ると 薬の作用で興奮した身体は 全身ざっと鳥肌が立った。 その様を見ながら 前立腺を強く引っ掻くと 「ああっ・・あ・・あっ・・」と 顎を上げ喘ぎながら卑猥に腰を振る。 もう欲しい。欲しい。と要求する 柔らかい尻から指を抜き 昂ぶるペニスをゆっくり突き入れると 「あぁーっ ・・あん・・あんっ・ もっと・・・もっと・・」と 俺のモノに尻を押し付ける。 背中を押さえつけ尻をもっと突き出させると 更に激しく打ちつけた。 悪くない。 体つきも今までの誰よりも似ている。 綺麗な男だったが 顔はどうでもいい。 体が似ていればいいのだ。 ペニスが前立腺を擦るたびに あんっ あんっと声を上げ 全身をブルブルと震え上がらせる。 己のペニスから先走りを零し 自分の手で擦り始めていた。 勝手に喘ぎ声を強め自分で自分を高めると その入口はだんだんと締まり 俺に快感が押し寄せる。 あの子が俺のペニスを咥えこんでいる。 もっともっととその身を捩り俺を欲しがる。 可愛いよ。可愛い。俺だけのものだ。 もう絶頂は目の前だ。 細い首に手をかける。 いや。こいつはまだ使える。 更に薬漬けにすれば もっと味は良くなるだろう。 俺があの子の名前を呼びながら 果てるのはもうちょっと先でいい。 味わえるだけ味わい尽くしてやる。 ダメ。ダメ。と左右に首を振る身体を 強くベッドに押しつけ 抜き差しを早めると 代替え品はピクンピクンと身体を揺らし その先端から己を一気に吐き出す。 ぎゅっと閉まった穴に刺激された ペニスは限界まで膨張し その穴に精液をどくどくと流し込んだ。
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