離さない

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わからないならわからせるまでだ。 金の使い方にだろう 呆れ顔の楓を抱きかかえ ベッドルームまで連行し ポンっと放り投げる。 ベッドに蹲る楓はもういない。 強引な俺に その瞳で抗議し その身体を横たえる楓にゆっくり覆い被さり 「旨そうな匂いがする。」 くんくんと嗅ぎ回ると 楓は ぴくっとくすぐったがり 「まだちゃんと理解してません。。」と 誤魔化そうとする俺を嗜める。 「俺がなんでそんな事をしたかは 身体でわからせます。」 そう言って やわやわと楓の唇を噛むと もう。。と異議を唱えながら だんだんと力が抜けていく楓は とん。。とその身体を俺に預けた。 手のひらを首から肩にさわさわと 這わすと 肌がゆっくり色を染め始め そのままシャツをずらして肩を露わにする。 左手で器用にボタンを外すと 前がはだけ 可愛い小さな蕾が現れた。 楓の唇を やわやわと噛みながら その蕾を捻りあげる。 「・・あっ・・あん・・」 口内を舐め回し 俺を欲しがる舌には応えず 上顎を奥から手前まで何度も舐めあげながら 乳首を引っ張り 指先で捏ね回す。 時に柔く 時に強く 執拗な突起への責めに 既に楓のものは立ち上がり 無意識に腰を揺らしている。 先端からは蜜がずぶずぶと溢れ出し さらに乳首をぎゅっと摘むと 「ああっ・・」 楓はいやいやと身をよじり始める。 感じやすい楓に意地悪を言いたくなる。 「楓。乳首だけでイッて。」 俺がそう囁くと 首を振って喘ぎながら 楓は苦しそうに声を出す。 「いやぁ・・む・・無理・・」 無理じゃない。 こんなに感じているのに。 かぷりと口に含み コロコロと舌先で嬲る。 吸って転がしを繰り返し 乳首は口の中でビンビンと張っていく。 「あっ・・あん・・あっ・・」 立ち上がり固くなった乳首を 一気にぎゅっと強く吸うと 楓は ああっ。。と身を震わせ 己の先端から蜜を吐き出した。 トクントクンと零れ落ちる蜜が腹に溜まる。 それを手で掬い 楓を後ろに倒すと 指を一本楓の中に差し入れた。
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