離さない

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すぐに弱い膨らみを見つけ 指先でカリカリと擦る。 「ああっ・・いや・・」 楓が甘ったるい吐息を吐きながら 腰を揺らすたびに 指腹で 何度も擦り 揉みしだき 捏ねていく。 一旦指を抜き サイドテーブルから ジェルを取り出し 手のひらで温めると 指を増やして また楓の中へ差し入れた。 ぐじゅぐじゅと水音をさせながら 抜き差しを始める。 引き抜くたびに あそこを擦ると 楓は焦れて 嬌声を上げた。 「いいっ・・あん・・もっと・・」 その要求を無視して いい場所の周りだけを撫で回すと いやいやと激しく首を振る。 いやらしい。 隠微で妖艶な色気を放出する楓の 匂いを嗅ごうと 立ち上がるペニスを 口に含む。 「あっ・・だめ・・高嶺さん・あん・・」 鈴口から漏れ出る蜜を舐めながら 鬼頭だけを含み 舌を這わす。 ふるふると震え 張り詰めるものを 一気に喉の奥まで突き入れると 楓は腰をぐんと突き上げた。 上下に口内で刺激を与え続ける。 今にも張り裂けそうなペニスの根元を ぎゅっと握り 口を離して 「ダメです。」と言うと 楓は きゅっと俺を睨みつけ 「意地悪・・イキたい・・お願い・・」と 懇願する。 もっと欲しがれ。 俺だけを。 限界を迎えた俺はいきり勃つ己をだし 楓の入口に 充てがうと 一気に奥底まで突入した。 「ああっ!・・」 楓は衝撃に鳥肌をざっと全身に立て また先端から蜜を吐き出す。 ぎゅーっと締め付けられ 俺も一気に 果てそうになるのをグッと堪えた。
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