第1章
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「びっくりした」 慌ててトイレに駆け込んだ私は、鏡で自分の顔を見て驚いた。 真っ赤な顔をしている。 恋愛経験の少ない私には刺激が強過ぎる。 まぁ、ドジな私が悪いんだけど。 須川さんって、あんなキャラだった? 私が知らなかっただけ? 駄目駄目。 しっかりしないと。 私は両手で顔を叩いて、背筋を伸ばした。 「さぁ、一日頑張って仕事しなきゃ」
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