彼とわたし

2/6
前へ
/6ページ
次へ
出会ったころの彼 わたしには手が届かない人だと思ってた いつも目を輝かせて夢を語る わたしとは全然違うタイプ そんな彼の周りにはいつも笑顔がいっぱいだった 卒業文集で見た彼のページ "好きなタイプは?"の質問の答え 『がんばる人』 だからわたしは頑張った どんなことでも頑張った 少しでも彼に好きになってほしくて いっぱい無理して頑張った 大キライな数学に厳しい部活 苦いピーマン 苦手な友だち 毎日鏡の前で笑顔の練習にかわいい話し方 どんなことも嫌な顔せずニコニコ頑張っていたら 神様はご褒美をくれたんだ
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加