第1章

2/10
前へ
/10ページ
次へ
『ランカーか…良い響き―寧ろ生き甲斐と言っても過言じゃない。』 幼馴染みである、鳥辺野柚子(とりべのゆうこ)がぼやいた。 『ちっーす☆柚子、また学年1位でしょ?おめでた~』 軽い口調で、スマホ片手に挨拶してくる巻毛の女子・嵯峨天(さがてん)が近づいてくる。 柚子『天、君も読者モデルJKナンバーワンじゃないか。充分にランカーの才能がある。』 天『ランカー??』 嵯峨が意味が分からないという風に首を傾げる。 天『ナニソレ?サプライズで使えそうだね。』 柚子『それはクラッカーだ…』 柚子は苦笑しつつ、 『で、甲斐はランカーになったことあるの?』 俺に話を振ってきた
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加