記憶1 悪魔の囁き

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-あれは・・・本社のビル! なんで・・・ - え? あの人影は・・・賢吾!何やってるんだ。早く逃げ・・・- -け・・・賢吾・・・?- ドーン 「はっ!」  チュンチュンチュンチュン 鳥のさえずりが聞こえてくる。付いていたテレビでは、戦争の特番をやっていた。 「夢・・・か」 秋頃の朝方はまあまあ寒い。しばらくは布団から出なかったが、お腹がすいたので、起きて朝食を作ることにした。 「ふわ~ぁ」 朝食を済まし、玄関の手前まで来て立ち止まる。 「久しぶりに、賢吾に会いに行くか」 準備をして、車を出す。賢吾は、隣の市の駅近のマンションに住んでいる。
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