心も身体も満たされて

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三上さんになら何をされてもいいかもしれない。 それくらい私の心は燃え上がっている。 彼の胸の温かさと鼓動が近くて嬉しい。 心も身体も喜んでいるのがわかる。 ーー好き。 「三上さんが好きです」 「俺もだよ」 三上さんは少し照れ臭そうに言うと、私をギュッと胸に閉じ込めた。 「さて、送るよ。もう、遅いから寝た方がいい」 そう切り出されたのは、それから少しして。 寂しいと思っている自分がいるから驚きだ。  三上さんに送ってもらい、私は自分の部屋に戻る。 ーー寂しい。 もっと彼といたかった。 彼と過ごす夜はどんなだろう。 そう想像するだけで、身体が熱くなる。 自分はおかしくなったのだろうか。 自分の変化が怖い。 だから、紛らすように浴室へ駆け熱いシャワーを浴びたのだった。
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