3-8.王宮の華は鉄さびた味

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 嬉しそうなリリーアリスの声に、ドロシアの笑い声が重なる。 「……別にそんなんじゃ…」  もごもごと言い訳するエリヤの頬が仄かに赤い。  策略に溺れる2人にとって実りの多かったお茶会は、その後も時間が許す限り、笑い声の絶えない和やかな雰囲気で続けられた。
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