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典子の0章はメタ発言でできている
「やぁ。読者の諸君。私の名前は三上典子、私立探偵をしながら大学の講義に励む。
左目を除けば普通の大学生だ。きっと世界に五万といるだろう。」
「え?どうして左目を除くかって?つまり…」
典子は左目にかけられていた眼帯を取る。するとそこには血で染まったような赤い目があった。
「こういうことだよ。まぁこれは俗に言う厨二病ではない。
これは真実で、覆せない。でも、私は逆にこれを利用してる。
「これは私が数ヶ月前に謎の怪異から左目の代わりにもらったものだ。
これだけなら怪異も見れるし、干渉もできる。」
そんな典子の物語だ。
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