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神宮大会1回戦前夜。
波木凡策は大学の監督である岡山に呼び出される。
「波木、明日の試合は1番DHで行くぞ!」
岡山の考えは2つ
神宮大会はトーナメントであるため投手は5人もいらないということ。
相手の小倉産業大学のエースはフィールディングが悪くキャチャーも肩がそこまで強くないので1番から3番は俊足を揃え、不動の4番奥平の前にランナーを出すこと。
そして試合当日ちなみにこの試合を白切が偶然見るのである。
「1回表、〇〇大学の攻撃は
1番 指名打者 波木 背番号73」
波木、大学はじめての 打席に入る。
ピッチャー右、オーバーハンドから外角低めに投げる。
波木、見逃す ストライク!
監督よりセフティバンドのサイン
波木 空振り ツーストライク!
ピッチャー1球様子見で外に外す。
波木、打つ。
ぼてぼてのサードゴロ
波木、全力で走り 俊足を飛ばしてサードのエラーを誘う。
2打席目 四球
3打席目 三振
4打席目 死球
試合は進み9回に入る。
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