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エピローグ
その後のことは、何があったかというのは、まあ人それぞれの想像に任せるとしよう。
ともあれ、「わたし」と洋平が付き合い始めたのはこの日からだ。
目が覚めるとスズメが囀っていた。英里紗がベッドから出て制服に着替えていた。
両親には「友達の家に泊まる」とあながちウソにもならなそうなウソを嘯いてしまった。
「おはよう? ほら、もう学校始まっちゃうよ?」
「ああ。英里紗、ありがとう。起こしてくれて」
「さて、本当に催眠にかかっていたのはどちらだったのでしょうか?」
【終:目の前のキミに催眠術を】
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