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 僕たちは時々会って、先生の思い出を話した。  君は僕が好きになった君よりも、幼くてあどけなくて、ワガママだった。  僕が好きになった君は消えた。  かわりに、先生の娘に会えた。  さよなら。  僕の罪。  君の怒り。  こんにちは。  本当の君。  自分のための人生。
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