0人が本棚に入れています
本棚に追加
第4章
夕食の時間に、春川先輩は僕にだけ部屋の鍵を閉めるようにこっそり言った。
僕は言いつけ通り、鍵を閉めて時計の針が12を指すの待った。
この屋敷の部屋は寝室はすべて防音になっているようだ。サークルメンバーが話していて、面白いと言っていた。みんな楽しそうに高級ワインを飲んで楽しんでいた。僕は彼女との時間があったから飲まなかったが、いい香りがしていた。12時前になって
僕はあの木に向かった。
すると、白いワンピースの彼女が僕に背を向けて立っていた。
彼女は、足跡に気づいたのかこちらに背を向けたまま声をかけた。
「来たんだね」
「うん。…何をしているの?」
「悩んでいるの。どれにしようかなって」
「え…」
彼女の前には6つの首があった。
それは今の今まで一緒にいたサークルの人たちの首だった。
最初のコメントを投稿しよう!