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17ちょっと声をかける
僕はイルカを元の場所に戻した。
少しイルカを撫でた。喜んでいる。
そしてさっきの場所に戻った。
ちょうどさっきのお客さんが帰るところだった。
「あの、良かったらバックヤードで少し話しませんか?」
『え、いいんですか?私はただの客ですよ』
「大丈夫です。誤魔化すから」
『あ、海里が気にする』
「なぁ、他の奴のことを心配するのか?海里って誰だ?」
『私の執事です。色々気にしてくれるから』
「執事か。まぁ手短に済ませるからこっちおいで」
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